在日本韓国大使館で行われた国政監査=4日、東京(聯合ニュース)
在日本韓国大使館で行われた国政監査=4日、東京(聯合ニュース)
◇駐日韓国大使「韓日関係は極めて厳しい状況」 緊密な協議重ねる方針 韓国の南官杓(ナム・グァンピョ)駐日大使は4日、国会の国政監査で、「昨年10月の強制徴用判決後、さまざまな難しい問題が発生し、韓日関係は極めて厳しい状況に直面している」として、「過去の歴史問題などの懸案に対し、歴史を直視しながら冷静に問題解決を図っていく」と報告した。政治と経済を切り離して考える「ツートラック」の方針に基づいて、日本政府と各レベルで緊密な対話や協議を重ねていく姿勢を示した。◇北朝鮮紙「反動勢力に送る厳かな声明」 新型SLBM試射 北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は、非核化を巡る米朝実務協議を控えて試射した新型潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「北極星3」について、「単純な戦略兵器の誇示である前に、世界に送る朝鮮人民の威力の声明、歴史の流れを引き戻して止めようとする横暴な反動勢力に送る厳かな声明」と強調した。◇9月の日本車販売6割減 不買運動影響さらに拡大 韓国輸入自動車協会(KAIDA)が発表した統計資料によると、韓国で9月に新規登録された日本ブランドの乗用車は1103台で、前年同月(2744台)に比べ59.8%減少した。日本製品の不買運動が始まった7月(2674台)は17.2%減だったが、8月(1398台)には56.9%まで減少幅が拡大し、9月も同様の傾向が続いた。◇容疑者の出頭場面公開を全面廃止 韓国検察 韓国検察は文在寅(ムン・ジェイン)大統領が指示した検察改革の一環として、容疑者の人権侵害との議論を呼んでいる出頭場面の公開について、全面的に廃止することを決めた。大検察庁(最高検)は報道資料で、「尹錫悦(ユン・ソクヨル)検事総長は事件関係者に対する『公開召喚』を全面廃止し、捜査過程でこれを厳格に順守するよう全国の検察庁に指示した」と明らかにした。また「捜査の広報方式とメディアの取材実態などを点検し、事件関係者の人権を保障すると同時に、検察の捜査に対するメディアの監視・けん制の役割と国民の知る権利をどちらも保障できる改善策を準備している」と説明した。◇DMZから南下のイノシシを即時射殺へ 韓国軍 北朝鮮との軍事境界線に近い韓国・京畿道漣川郡の非武装地帯(DMZ)でアフリカ豚コレラに感染した野生のイノシシが死んだ状態で見つかったことを受け、韓国軍当局は北朝鮮地域からDMZの鉄条網を通って韓国側に入った野生のイノシシについて、発見次第、射殺する方針を最前線部隊に通達した。銃声による北朝鮮との偶発的な衝突を防ぐため、軍はこのような指針を北朝鮮にもホットラインを通じて通知した。◇韓国与野党 法相辞任求める集会巡り攻防 韓国与野党は国会で、3日にソウル・光化門広場やソウル駅などでチョ国(チョ・グク)法務部長官の辞任を求めるとともに文在寅大統領を糾弾する大規模な集会が開かれたことに対し、相反する評価を示して攻防を繰り広げた。進歩(革新)系与党「共に民主党」は、台風で大きな被害が出ているにもかかわらず各地域から人々を動員し、政争にのみ没頭したとして集会を強く批判。保守系最大野党「自由韓国党」は、学生だけでなく社会人の「ネクタイ部隊」も参加した1987年の民主化運動になぞらえて自然発生的な集会だったと反論した。
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