金主席と故(キム・ジョンイル)総書記の銅像が立つ平壌の万寿台の丘で5日、追悼行事が開かれた=6日、平壌(朝鮮中央通信=聯合ニュース)《転載・転用禁止》
金主席と故(キム・ジョンイル)総書記の銅像が立つ平壌の万寿台の丘で5日、追悼行事が開かれた=6日、平壌(朝鮮中央通信=聯合ニュース)《転載・転用禁止》
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金日成(キム・イルソン)主席の死去から丸25年を迎えた8日、朝鮮労働党機関紙の労働新聞は同氏の遺訓である経済大国建設へのまい進を促した。

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 労働新聞は社説で「自力更生の威力により、偉大な首領様(金日成氏)の尊名で輝く社会主義朝鮮のまばゆい歴史を記さなければならない」としながら、「経済建設の大進軍」を呼びかけた。

 内部の結束を強め、経済発展など党の戦略的路線の推進に弾みをつけたい考えとみられる。

 対外宣伝メディアの「統一新報」「朝鮮の今日」「わが民族同士」「メアリ」もそれぞれ、金日成氏の業績をたたえる記事を掲載し、追悼ムードを盛り上げた。わが民族同士は社説で、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)が祖国統一の遺訓を尊び平和繁栄の新時代を切り開いているとしながら、韓国に対し「北南(南北)宣言を誠実に履行することで民族のための責任を果たすべきだ」と求めた。

 この日、金委員長が金日成氏らの遺体が安置された錦繍山太陽宮殿を参拝したという報道はまだない。2012年から17年までの命日には毎年参拝したが、昨年は参拝が報じられなかった。


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