サムスン電子のスマートフォン広告(資料写真)=(聯合ニュース)
サムスン電子のスマートフォン広告(資料写真)=(聯合ニュース)
◇サムスン電子の4~6月営業益 前期比4.3%増も前年比では半減 サムスン電子が5日発表した4~6月期の連結決算(速報値)によると、本業のもうけを示す営業利益は6兆5000億ウォン(約6000億円)で、前年同期比56.3%急減した。ただ、前期比では4.3%増加した。過去最高を記録した2018年7~9月期(17兆5700億ウォン)に比べると3分の1水準となった。◇大統領府が日本の輸出規制を「報復」と規定 WTO提訴など対応へ 日本政府が半導体などの製造に必要な3品目について対韓輸出規制を強化したことについて、韓国青瓦台(大統領府)は4日、世界貿易機関(WTO)に提訴するなど、外交対応を積極的に講じていくとの立場を明らかにした。同問題に対する公式の対応を自制してきた青瓦台が対抗策を用意して正面から対応する方向にかじを切ったことで、両国の貿易摩擦がどのように展開するのか注目される。青瓦台はこの日、鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長主宰の国家安全保障会議(NSC)常任委員会を開き、日本政府の対応を「政治的な報復」と規定した。◇ソウルに猛暑警報発令 最高気温35度超も 韓国は5日、一部地域で今年初めて猛暑警報が発令されるなど猛烈な暑さになる見通しだ。気象庁によると、ソウル、京畿道、江原道西部、忠清道、慶尚北道の内陸部で最高気温が33度以上に上がり、このうち猛暑警報が発令されたソウルと京畿道、江原道の一部地域では最高気温が35度以上を記録する可能性もある。粒子状物質(PM)の濃度は光州、釜山、蔚山で「悪い」(高い)、その他の地域は「普通」レベルと予想される。◇今月にも内閣改造か 最大9閣僚交代へ 先月30日に南北軍事境界線のある板門店で米朝首脳と3者で対面した文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、任期中盤を迎えて求心力を高めるため内閣改造を急いでいる。青瓦台は早ければ7月中旬、遅くとも8月初めの実施を目標に、閣僚候補の検証に拍車をかけていると伝えられた。今回の内閣改造では最大9官庁の長官・長官級のポストが交代すると見込まれる。◇韓日関係悪化に悩む米国 仲裁者の役割に注目 日本政府が経済報復を強行し、半導体材料の対韓輸出規制を強化したことで韓日関係が悪化に向かう中、米政府の悩みも深まっている。北朝鮮との非核化交渉はもちろん、中国の影響力拡大など地域の懸案対応においては韓国、米国、日本の協力が必須となるというのが米国の認識だ。このため、米国が韓日対立を収拾するために積極的な行動に乗り出すかに関心が集まる。米国は、日本が対韓輸出規制を予告した1日に韓日関係悪化に対する懸念を表明した。
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