高齢者雇用の催しに参加した求職者(資料写真)=(聯合ニュース)
高齢者雇用の催しに参加した求職者(資料写真)=(聯合ニュース)
【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が13日発表した雇用動向によると、2月の失業率は4.7%で、前年同月比0.1ポイント悪化した。

 

 実感に近い失業率とされる雇用補助指標は13.4%と、前年同月に比べ0.7ポイント上昇。この指標にはアルバイトをしながら就職活動をする人や入社試験に備える学生なども含まれる。中でも若年層(15~29歳)の同指標は1.6ポイント悪化の24.4%となった。

 2月の失業者数は130万3000人で、1年前に比べ3万8000人増えた。2000年以降の2月の失業者数としては、17年(134万2000人)と16年(130万9000人)に次いで多い。

 一方、2月の就業者数は2634万6000人と、前年同月比26万3000人増加した。増加数は昨年2月(10万4000人)に大きく落ち込んだ後、今年1月(1万9000人)まで低調だったが、先月は昨年1月(33万4000人)以来13か月ぶりの高水準となり、20万人台に盛り返した。

 保健業・社会福祉サービス業の雇用拡大が就業者増加数を押し上げたと分析された。農林漁業や情報通信業でも就業者数が増えた。一方で、製造業の就業者数は11か月連続で減少している。また、年代別には60歳以上の就業者数が大幅に増加した半面、30代と40代では大きく減った。


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