ユン・ハンドク氏の突然の死を受け、多くの人が弔問に訪れた=7日、ソウル(聯合ニュース)
ユン・ハンドク氏の突然の死を受け、多くの人が弔問に訪れた=7日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウルの総合病院、国立中央医療院のユン・ハンドク中央応急医療センター長が旧正月(今年は2月5日)連休の勤務中に突然死したことに対し、追悼の声が相次いでいる。  文在寅(ムン・ジェイン)大統領は7日、ツイッターに「愛する夫、父親、子息を失った遺族にお悔やみを申し上げる。故人は本当に誇らしい夫であり、父親であり、名誉ある大韓民国の息子だった」と書き込み、ユン氏の殉職を悼んだ。「旧正月連休中も故人にとっては自分や家族より国民の命と安全を守ることが優先だった」とした上で、「崇高な精神を忘れない」とつづった。 また、大韓応急医学会は同日、声明を出し「青天のへきれきのような悲報に悲しみを禁じ得ない。ユン氏は中央応急医療センター長としてひたむきに韓国救急医療の発展に献身した」と故人の業績をたたえた。 国立中央医療院によると、ユン氏は4日午後にセンター長事務室で心停止状態で発見された。1968年生まれで、救急医療専用ヘリコプターの導入など救急医療システムの整備に貢献した。
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