ブエノスアイレスで会談を行った文大統領(左)とトランプ米大統領=(聯合ニュース)
ブエノスアイレスで会談を行った文大統領(左)とトランプ米大統領=(聯合ニュース)
◇「トップダウン外交」再び 非核化・平和体制交渉に弾みも   アルゼンチン・ブエノスアイレスで行われた主要20カ国・地域(G20)首脳会議を機に韓米首脳会談が行われたことで、停滞した朝鮮半島情勢を活性化させる南北米3者の「(首脳間で合意した後に実務者が詳細を詰める)トップダウン外交」が復活の兆しを見せている。朝米(米朝)高官会談が延期されてから新たな日程が決まっていない中、今回の会談により非核化・平和体制交渉に弾みがつき、南北・朝米首脳会談につなげられるかに関心が集まる。◇前最高裁判事の逮捕状請求 強制徴用判決先送りの容疑など=韓国検察 朴槿恵(パク・クネ)政権時代、大法院(最高裁)が政権の意向を受け、日本による植民地時代に強制徴用された被害者らが日本企業を相手取り損害賠償を求めた訴訟の判決を先送りしたとされる問題で、ソウル中央地検は3日、職権乱用権利行使妨害などの容疑で朴炳大(パク・ビョンデ)前大法官(最高裁判事)の逮捕状を請求した。韓国で大法官経験者の逮捕状が請求されたのは憲政史上初めて。◇韓国空軍きょうから単独訓練 韓米合同演習の中止を補う 韓国軍合同参謀本部は3日、韓国空軍が同日から7日にかけ「戦闘準備態勢総合訓練」を実施すると発表した。訓練について、戦闘準備態勢を維持し、操縦士の任務遂行能力を向上させるためのものと説明したが、内容や参加する戦力に関する詳細は明かさなかった。韓米は毎年12月に実施する定例の合同空軍演習「ビジラント・エース」を今年は行わないことにしており、今回の総合訓練はこれを補う意味で実施する韓国空軍の単独訓練となる。◇地下鉄9号線の延長区間開通 出勤時間帯に激しい混雑 ソウル地下鉄9号線の第3段階区間のうち、総合運動場駅(松坡区)から中央報勲病院駅(江東区)までの9.2キロの区間が1日に開通した。開通後最初の月曜日となった3日午前、混雑度が高いことで知られる同線の江西~江南区間は身動きが取れないほど混雑した。駅の数が増えたことで利用者の増加が予想されるが、急行・普通列車の本数は開通前と変わらないため、激しい混雑が続くことが懸念される。◇文大統領の支持率48.4% 最低を更新 韓国の世論調査会社、リアルメーターが3日に発表した文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は、前週より3.6ポイント低い48.4%となった。9週連続で下落し、就任後最低を更新した。不支持率は4.1ポイント上昇の46.6%。支持率と不支持率の差は1.8ポイントで誤差の範囲内(プラスマイナス2.0ポイント)となった。リアルメーターは支持率下落の主因として、厳しい経済状況や朝鮮半島の非核化を巡る交渉の行き詰まりなどを挙げている。
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