スターバックスの店舗(資料写真)=(聯合ニュース)
スターバックスの店舗(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国で1200店余りを展開する米コーヒーチェーン大手、スターバックスの店舗ではBGMにK―POPが流れない。スターバックス本社が著作権に触れない楽曲を選曲し、韓国だけでなく世界全店共通で再生するためだ。

 スターバックスは3日、店内で流す音楽の選曲は世界全店で共通と説明した。本社の音楽チームが「友人に勧めたい曲」を基本に、選曲しているという。プレイリストのジャンルはポップ、カントリーミュージック、クラシック、ジャズと多岐にわたる。再生する時間帯や季節も考慮している。

 また、選曲時の最も重要な原則の一つが、著作権に抵触しないという点だ。K―POPを店内で流すなら、本社がストリーミングの著作権に対応する必要がある。

 一方、スターバックスは店内で再生する音楽を収録した公式プレイリストを、音楽ストリーミングサービスの世界大手Spotifyで視聴できるようにしている。ただ、韓国ではSpotifyがサービスを行っていないため、1か月に1回のペースでプレイリストをCD制作して全店に置いている。

 スターバックスは「1971年の創業後、顧客に歓迎される環境を提供しようと、さまざまに努力している。音楽も、良い環境をつくる需要な要素」と説明した。


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