コチュジャンを買い物する外国人観光客(資料写真)=(聯合ニュース)
コチュジャンを買い物する外国人観光客(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国のコチュジャン(トウガラシみそ)が食生活の変化などにより内需の低迷が続いている一方、海外では「Kフード」に欠かせない調味料として浮上している。 韓国農水産食品流通公社(aT)によると、韓国内のコチュジャンの小売市場規模は昨年1863億ウォン(約190億円)となり、前年比で3.7%減った。2013年(2210億ウォン)から4年連続の減少となる。aTは簡単に使えるソースや調味料が増えているのに加え、コチュジャン入りの手軽な食べ物が人気を集め、家庭内でコチュジャンを使って料理する機会が減っているためと分析している。 一方、昨年のコチュジャンの輸出額は3179万ドル(約36億円)で、前年に比べ2%増加した。13年(2432万ドル)に比べると31.4%伸びている。 輸出先別では米国が1079万ドルで最も多く、日本(361万ドル)、中国(347万ドル)などの順だった。13年と比べると米国は17.7%増、日本は1.1%減、中国は59.5%増となっている。 aTは海外でビビンバやトッポッキ(餅の甘辛炒め)などの韓国料理が人気を集め、「韓国風ホットソース」として知られているコチュジャンの需要が伸びていると説明した。
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