4月に開催された第29回万景台賞マラソン大会の様子=(平壌朝鮮中央通信=聯合ニュース)
4月に開催された第29回万景台賞マラソン大会の様子=(平壌朝鮮中央通信=聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の平壌で毎年開催される「万景台賞マラソン大会(平壌マラソン)」が国際マラソン・ディスタンスレース協会(AIMS)の認証を受け、公認大会になったことが11日までに分かった。 平壌マラソンのウェブサイト(http://pyongyangmarathon.com)によると平壌マラソンがAIMSの公式認証を受けたことで、同大会での記録はボストンマラソンやニューヨークマラソンのような参加するために規定タイムのクリアが求められる大会に使用することができるという。 同サイトはAIMSについて、「1982年に設立され、90カ国以上で400を超える大会を持つ組織」とし、「国際陸上競技連盟(IAAF)の公式パートナーでもある」と紹介した。また平壌マラソンの第30回大会が来年4月7日に開かれると伝えた。 北朝鮮は1981年から毎年4月に故金日成(キム・イルソン)主席の生誕日(4月15日)を記念し、同大会を開催しており、2014年からは外国人の参加を認めた。 今年4月8日に開催された29回大会には43カ国・地域から429人のアマチュアランナーが参加したが、これは米国などによる北朝鮮への渡航禁止措置などの影響を受け、前年の半数に満たない水準だった。 一方、昨年10月29日に平壌で第1回大会が開かれた「秋季マラソン愛好家競技大会」は9月末に開催される予定だ。  海外に拠点を置く北朝鮮観光専門の旅行会社「ウリツアーズ」は先ごろ、同社ウェブサイトに9月21日から4日間の日程の旅行商品を紹介する文を掲載し、9月23日午前9時から午後1時まで平壌で秋季マラソン大会が開催される予定と説明した。 5キロ、10キロ、ハーフマラソン、マラソンの4種目が行われた昨年10月の大会には北朝鮮、オランダ、スウェーデン、チェコ、英国などから約240人の選手が参加した。 
Copyright 2018(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0