地裁に入る趙氏=5日、ソウル(聯合ニュース)
地裁に入る趙氏=5日、ソウル(聯合ニュース)
 大韓航空を中核とする韓国の財閥、韓進グループの趙亮鎬(チョ・ヤンホ)会長が5日午前、逮捕状発付の審査を受けるため、ソウル南部地裁に出頭した。検察は2日、国際租税調整に関する法律違反や特定経済犯罪加重処罰法上の横領・背任・詐欺、薬事法違反などの容疑で趙氏の逮捕状を請求した。趙氏はグループ創業者の父親の海外保有資産を譲り受けた際、相続申告をしていなかった疑いが持たれている。趙氏を含む兄弟の脱税額は500億ウォン(約49億円)を超えるとされる。また、海外口座を申告しなかったことや、大韓航空機内で客室乗務員のナッツの出し方に怒り滑走路に向かっていた機体を引き返させ「ナッツ姫」と呼ばれた長女の趙顕娥(チョ・ヒョンア)大韓航空元副社長の裁判費用を会社に負担させたほか、違法に薬剤師を雇う方式で薬局を経営し数十億ウォンの不当な利益を得たなどの疑いもある=(聯合ニュース)
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