6月14日、ソウルで開かれた韓米日3カ国外相会談に出席した(左から)ポンペオ氏、韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官、河野太郎外相=(聯合ニュース)
6月14日、ソウルで開かれた韓米日3カ国外相会談に出席した(左から)ポンペオ氏、韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官、河野太郎外相=(聯合ニュース)
◇米国務長官が1泊2日で訪朝へ 非核化交渉の「第2ラウンド」  ポンペオ米国務長官が5日(米東部時間)、北朝鮮に向けて出発する。ポンペオ氏の訪朝は3度目。6月12日の朝米(米朝)首脳会談に続き、北朝鮮の非核化を巡る交渉の「第2ラウンド」が始まる見通しで、その結果で朝鮮半島の非核化や平和体制構築に関する議論の行方が左右されるとみられる。ポンペイ氏は訪朝後に日本を訪問。韓米日の3カ国外相会談を開いて訪朝結果を共有し、対応策を話し合う。◇5月の経常黒字86.8億ドル 旅行収支赤字続く 韓国銀行(中央銀行)が5日発表した国際収支(速報値)によると、5月の経常収支は86億8000万ドル(約9590億円)の黒字だった。75カ月連続の黒字。黒字額は昨年9月(122億9000万ドル)以来の高水準となった。ただ、海外旅行客の増加で旅行収支は赤字が続いた。◇南北山林協力分科会議 北メディアは詳細伝えず 北朝鮮の朝鮮中央通信は5日、南北が山林協力に関する分科会議を開いたことを報じたが、病害虫防除地域の現場訪問など、具体的な合意内容は公開しなかった。同通信はこの日「会議で双方は北南(南北)山林協力事業で提起される実務的問題を協議し、共同報道文を採択した」と伝えたが、南北が合意した共同報道文の具体的な内容については触れなかった。◇個人向け融資金利 3カ月連続で企業向け融資を逆転 韓国銀行によると、5月の預金銀行の個人向け融資(新規取扱額規準)の金利は年3.75%で、企業向け融資の年3.66%より0.09ポイント高かった。昨年1~3月期までは個人向け融資の金利の方が低いのが一般的だったが、昨年半ば以降は時折入れ替わり、今年3月からは逆転現象が続いている。これは長期金利上昇期に伴う自然な変化だとの説明もあるが、個人向け融資の規制を強化した結果との分析も出ている。◇ソウルの外食メニュー値上がり 冷麺価格が1年で10.6%上昇  韓国消費者院の価格情報ポータルサイトによると、ソウル地域では先月、代表的な外食メニュー八つのうち七つの価格が前年より上昇した。このうち価格上昇率が最も高かったのは冷麺で、先月のソウル地域の価格は平均8808ウォン(約870円)と、前年同月(7962ウォン)より10.6%(846ウォン)上昇した。◇脱税・横領容疑の韓進グループ会長 きょう逮捕状審査 検察が国際租税調整に関する法律違反や特定経済犯罪加重処罰法上の横領・背任・詐欺、薬事法違反などの容疑で2日に請求した、大韓航空を中核とする財閥、韓進グループの趙亮鎬(チョ・ヤンホ)会長の逮捕状について、発付の可否を決める令状審査が5日午前10時半からソウル南部地裁で行われる。趙氏はグループ創業者の父親・趙重勲(チョ・ジュンフン)氏の海外保有資産を譲り受けた際、相続申告をしていなかった容疑で、検察の捜査を受けていた。趙氏を含む兄弟が納めていない相続税は500億ウォン(約50億円)を超えるとされる。
Copyright 2018(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0