麻浦中央図書館に設置された少女像=13日、ソウル(聯合ニュース)
麻浦中央図書館に設置された少女像=13日、ソウル(聯合ニュース)
◇ソウル市内に新たな少女像 周辺で文化祭開催も計画 ソウル市麻浦区にある麻浦中央図書館で13日、旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する少女像の除幕式が行われた。少女像は麻浦区民や文化芸術関係者らでつくる「ソウル市麻浦平和の少女像建立推進委員会」が設置した。委員会は「麻浦区にある水色駅は1931年の中日戦争当時、少女たちが慰安婦の名で中国に連れて行かれる出発地だった」として、「(少女像の設置は)平和を祈願する目的があるため、建立を記念して毎年、平和の少女像の文化祭も企画する」と表明した。◇南北間の人的交流 昨年はわずか115人=貿易額も激減 北朝鮮の核開発により国際社会の制裁が強化された昨年、南北間の人的交流や貿易額が微々たる水準だったことが分かった。韓国統一部が13日に発刊した2018年版の統一白書によると、昨年の南北往来者数は115人(訪朝52人、訪韓63人)だった。韓国政府が北朝鮮との経済協力事業・開城工業団地の操業中止措置を取った2016年の約1万4000人に比べ急減した。同措置が取られる前は開城工業団地の運営により往来者数が年間10万人を超えた。昨年は南北貿易もほぼ行われなかった。◇北朝鮮との実務・閣僚級会談開催へ 首脳会談の準備本格化 統一部の李有振(イ・ユジン)副報道官は13日の定例会見で、南北首脳会談(27日)の準備のために、来週、北朝鮮との実務会談と閣僚級会談が予定されていると明らかにした。これに先立ち、青瓦台(大統領府)高官は、韓国と北朝鮮が27日に軍事境界線がある板門店の韓国側施設「平和の家」で開催する南北首脳会談の準備のために、来週初めに儀典、警護、通信、報道などの分野の実務会談を開催し、週の後半ごろに閣僚級会談を開く計画だと明らかにしていた。◇「ナッツ事件」妹の大韓航空専務がパワハラか 警察が調査 韓国・大韓航空の趙顕ミン(チョ・ヒョンミン)広告担当専務(34)が広告代理店の社員にパワハラをしたとする疑惑に対し、警察が正式捜査に先立ち法規に違反したかどうかを確認する調査に着手した。ソウル江西警察署が13日、伝えた。調査で嫌疑があると判断すれば正式に事件番号を付与(立件)することになる。趙顕ミン氏は大韓航空を中核とする財閥、韓進グループの趙亮鎬(チョ・ヤンホ)会長の次女。広告業界によると、顕ミン氏は大韓航空の本社で先月16日に行われた同社の広告を担当する代理店社員らとの会議で、質問にうまく答えられなかったという理由で代理店の社員に対し声を張り上げ、顔をめがけて水をかけたとされる。◇映画料金値上げ 消費者団体が撤回求め会見 韓国シネマコンプレックス(複合型映画館)最大手のCJ CGVが映画料金を11日から1000ウォン(約100円)値上げすると発表したことに対し、韓国消費者団体協議会など11の消費者団体が記者会見を開き、「CGVが出した600億ウォンの投資損失に対する責任を消費者に転嫁しようとしているのではないか」と指摘した上で、値上げの撤回を要求した。シェア50%を握る最大手が値上げに踏み切ったことで、ロッテシネマなど他のシネコンにも追随する動きが出ている。
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