トランプ大統領は米朝会談の開催は5月か6月上旬になると述べた(資料コラージュ、聯合ニュースTV)=(聯合ニュース)
トランプ大統領は米朝会談の開催は5月か6月上旬になると述べた(資料コラージュ、聯合ニュースTV)=(聯合ニュース)
◇米朝会談は5月か6月 トランプ氏発言に「順調に進行」 韓国の青瓦台(大統領府)高官は10日、記者団に対し、トランプ米大統領が米朝首脳会談の開催日程に言及したことについて、「米国から緊密に進行状況を伝えてもらっている」として、「(米朝会談の準備が)順調に進んでいる」との認識を示した。トランプ大統領は9日(現地時間)の閣議で北朝鮮と接触していることを明らかにした上で、会談は5月か6月上旬になるとして、北朝鮮との非核化合意に期待していると述べた。◇光化門広場を大幅拡張へ 「巨大な中央分離帯」の汚名返上 往復10車線の世宗大路の中央に位置し「世界最大の中央分離帯」とも揶揄(やゆ)されている韓国・ソウル都心の光化門広場が、現在の3.7倍に拡張される。ソウル市と文化財庁は、こうした内容を盛り込んだ「新・光化門広場の造成基本計画案」を発表した。拡張事業は2021年までに終わる計画で、09年に造成されたソウルを代表する広場が12年を経て生まれ変わることになる。◇文大統領 「積弊清算」での末端公務員への不利益を否定 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は10日の閣議で、保守政権時代に積み重ねられた弊害を正すという「積弊清算」に向け官庁ごとに行われているタスクフォース(TF、作業部会)の活動に関連し、「政策上の誤りが重大な場合、政策決定権者に対しては責任を問う場合があり得るが、当時の政府の方針に従っただけの中・下位の公職者に対しては不利益を与えてはならない」と述べた。先ごろ、歴史教科書国定化真相調査委員会が朴槿恵(パク・クネ)前政権での歴史教科書国定化の強行を国政壟断(ろうだん)と結論付け、関係者への検察の捜査を依頼するよう教育部長官に要請した際に、実務担当の職員も対象とされたことを受けての発言とみられる。◇済州道知事が「正しい未来党」を離党 無所属で知事選出馬へ 元喜龍(ウォン・ヒリョン)済州道知事は、保守系の第2野党「正しい未来党」から離党し、無所属で同道知事選に出馬すると明らかにした。元氏は記者会見で「政治を始めてから持ち続けてきた改革政治への意志を、現在の政党構造で実現するのは難しいとの結論を下した」と離党の理由を説明し、「特定の政党にとらわれず、党派の壁も越えたい」と強調した。◇河野外相きょう訪韓 11日に姜長官と北朝鮮問題など議論へ 河野太郎外相が10日、日本の外相としては約2年5カ月ぶりに韓国を訪問する。韓国外交部の魯圭悳(ノ・ギュドク)報道官は同日の定例会見で、河野外相が10日に来韓し、11日午前、康京和(カン・ギョンファ)外交部長官と会談するとして、「韓日関係や北の核問題を中心に相互の関心事について意見交換する」と述べた。また、河野外相がソウルにある国立墓地「国立ソウル顕忠院」を参拝するかどうかの質問に「わが政府と国民への礼譲の観点から計画していると承知している」と説明した。河野外相は韓国滞在中、情報機関・国家情報院の徐薫(ソ・フン)院長とも会談し、南北首脳会談の推進状況などについて説明を受ける見通しだ。
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