統一部の白報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
統一部の白報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の白泰鉉(ペク・テヒョン)報道官は12日の定例会見で、米朝が開催見通しの首脳会談について「北の当局がまだ公に反応を示していない」とし、「北なりに立場を整理する時間を必要とするなど、慎重なアプローチをしていると思う」と述べた。 北朝鮮の立場を代弁する在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)機関紙の朝鮮新報が10日にホームページに掲載した米朝首脳会談に関する記事を削除したことに関しても、白氏は同じ見解を示した。 南北が合意した首脳会談開催について北朝鮮で報道がないことには、「南北間で日程など実務的な協議が必要だ。そうした部分で立場を整理しているのではないだろうか」と述べた。 韓国特使団が5~6日の訪朝から戻った後、南北間で具体的な実務協議は始まっていないという。白氏は「(韓国)政府内で首脳会談の準備委員会を構成する作業が進んでいると承知している」としながら、統一部が会談準備の実務で中心的な役割を果たすことになるだろうと説明した。 また、南北首脳間のホットライン設置や韓国のテコンドー演武団と芸術団の訪朝などそのほかの合意事項に関しても、政府が実務的な準備を進めているとし、この先南北間で実務協議が行われると見込んだ。
Copyright 2018(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0