仁川国際空港に到着後、笑顔で手を振る鄭現=13日、仁川(聯合ニュース)
仁川国際空港に到着後、笑顔で手を振る鄭現=13日、仁川(聯合ニュース)
【仁川聯合ニュース】男子テニス、ネクストジェネレーション・ATPファイナルの初代王者に輝いた韓国の鄭現(チョン・ヒョン、21)が13日、帰国した。 21歳以下の若手トップ選手8人が出場する同大会は今年新設された。鄭はイタリア・ミラノで11日(現地時間)に行われた決勝でルブレフ(ロシア)を3―1で破り、自身初のツアー優勝を果たした。韓国人選手のツアー優勝は、2003年1月にアディダスインターナショナル大会で優勝した李亨沢(イ・ヒョンテク)以来となる。  鄭は「今年の自分の成績は80点程度。来年はけがをせずに今年と同じぐらいの成績を収めれば100点をあげることもできるのでは」と語った。 以下は一問一答。――優勝を手にし、帰国した感想は。「帰国してようやく(優勝の)実感が沸いてきた。帰国したときに歓迎を受けたのは2013年ウィンブルドン・ジュニア選手権のシングルで準優勝して以来だ。多くの記者やファンの皆さんが歓迎してくださり、優勝したんだと感じた」――ネクストジェネレーション・ATPファイナルは21歳以下の上位選手が出場した大会だったが。「選手たちはこの大会の出場資格を得るために1年間努力した。出場選手の中にはツアー優勝の経験者もいたが、優勝することができとてもうれしかった。多くの経験を積むことができた」――今年1年を振り返ると。「良いときもあり、辛い記憶もある。メジャー大会での3回戦進出とツアー4強入りが記憶に残る。けがで数カ月間プレーできなかったことは心に引っかかるが、予想以上に良い形でシーズンを締めくくることができたと思う」――来シーズンの目標は。「今シーズンが終わったばかりなのでまだ考えていない。まずは休みたい。(来年は)今年よりも良い姿をお見せしたい」――来シーズンに備えた練習計画は。「身体バランスを整え柔軟性を高めることに集中する。けがをせずにシーズンを終えることを目指しながら準備しようと思う」―競泳の朴泰桓(パク・テファン)選手やバンクーバー五輪フィギュアスケート女子金メダリストのキム・ヨナさんと比べられることもあるが。「ありがたいことだ。テニスは不人気競技だが、数年後には水泳やフィギュアスケートのように人気競技になると思う」
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