日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(右)と握手を交わす李首相=24日、オリンピア(聯合ニュース)
日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(右)と握手を交わす李首相=24日、オリンピア(聯合ニュース)
【オリンピア聯合ニュース】韓国で来年2月に開催される平昌冬季五輪の聖火採火式に出席するためギリシャを訪問している韓国の李洛淵(イ・ナクヨン)首相は24日にオリンピアで、米国に続き中国と日本、フランスのオリンピック委員会トップとそれぞれ会い、同五輪期間中の各国首脳の訪韓を要請した。 日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長には、安倍晋三首相夫妻の平昌訪問を求めた。また、フィギュアスケート女子のトップ選手だった韓国のキム・ヨナさんと日本の浅田真央さんの名前を挙げ、「平昌五輪でアイスショーをすればどうだろうか」と提案。竹田氏は笑みを浮かべながらも具体的な返答は控えた。 李氏は「両国が2002年(サッカー)ワールドカップ(W杯)共催を成功させた経験を生かし、2018年平昌冬季五輪と2020年東京夏季五輪の開催中に両国国民の相互訪問を奨励しよう」と呼び掛けた。竹田氏は平昌五輪の成功を確信するとしながら、できる限り支援する考えを示した。 一方、李氏は国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長との会談で、平昌五輪の成功に向けたIOCの取り組みに感謝の意を伝えた。バッハ氏は平昌五輪に備える韓国の政府と国民の努力を信頼すると答えたほか、北朝鮮について「平昌五輪に参加できるよう、さまざまなルートを通じて努力している」と述べた。李氏は韓国がIOCに一層寄与できるようにしてほしいとして韓国人のIOC委員を増やすよう求めた。
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