朝鮮中央通信によると、10日の記念日に先立ち、5日に平壌で創建を祝う行事が開かれた=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)
朝鮮中央通信によると、10日の記念日に先立ち、5日に平壌で創建を祝う行事が開かれた=(朝鮮中央通信=聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は党創建72年の記念日を迎えた10日、1面の社説で「偉大な並進(核開発と経済発展を同時に進める政策)の価値を高く掲げ、反米対決戦の最終勝利を早めなければならない」と呼び掛けた。また、「自衛的な国防力は主体朝鮮の尊厳、自主権であり、勝利の担保」と強調した。 同紙は「国防工業部門では党の並進路線を貫徹し、国家の核武力建設の歴史的な大業を輝かせるよう完遂すべきだ」とし、有事が発生すれば米国との対決戦を総決算し北朝鮮の尊厳をとどろかせなければならないと主張した。 さらに、「自強力(自力更生)は米帝(米国)と追従勢力による経済制裁策動を踏みつぶし、われわれの力と技術、資源で社会主義大国建設の偉業を完成させる偉大な動力」とした。これは7日に開かれた党中央委員会総会での金正恩(キム・ジョンウン)党委員長の発言の繰り返しとなる。 労働新聞は2~4面にも、党と金日成(キム・イルソン)氏、金正日(キム・ジョンイル)氏、金正恩氏の3代をたたえ内部結束を促す、党創建記念の記事を掲載した。
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