9月22~23日、アラブ首長国連邦(UAE)・ドバイで行われた韓国医療観光PRイベント(韓国観光公社提供)=(聯合ニュース)
9月22~23日、アラブ首長国連邦(UAE)・ドバイで行われた韓国医療観光PRイベント(韓国観光公社提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国を訪問する外国人医療観光客は医療サービスにおおむね満足しているものの、コミュニケーションの面で不便を感じていることが10日、韓国観光公社の調査で分かった。 韓国観光公社が昨年韓国を訪問した医療観光客2152人を対象に医療観光の満足度を調査した結果によると、全体的な満足度は5点満点で4.05点だった。医療スタッフの技術力の高さと医療施設の環境の良さが4.23点で高く、外国人患者を対象としたプログラムの満足度も4.08点と高得点だった。  韓国を選んだ理由(複数回答可)では優れた医療技術が61.0%で最も多く、医療機関の信頼度(52.0%)、最先端の医療設備・施設が41.0%などと続いた。  外国人医療観光客が不便だと感じること(複数回答可)は通訳・コミュニケーションが40.2%で最も多かった。高額な費用(33.3%)、外国人患者専用の病室がない(33.2%)、帰国後の案内不足(30.2%)などだった。 日本観光客は外国人患者専用の部屋がない、あるいは足りていないことが41.3%で最も不便だったと指摘した。 中国人観光客の場合、通訳・コミュニケーションの問題が不便だったと答えた人の割合は47.1%でほかの国より高かった。 医療サービスの種類(複数回答可)は「診療・施術」が50.0%で最も多く、整形手術も30.6%で高かった。 20代以下の患者のうち、49.5%が、中国人医療観光客は52.4%が整形手術を受けるために韓国に来たことが分かった。 利用した診療科目も整形外科が35.3%で最も多く、健康診断センター(21.2%)、皮膚科(19.5%)、内科(17.6%)と続いた。 
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