海上に出動したイージス駆逐艦(資料写真)=(聯合ニュース)
海上に出動したイージス駆逐艦(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国と米国の軍当局は北朝鮮・朝鮮労働党の創建記念日(10日)を控えて引き上げた北朝鮮への監視と警戒態勢を維持している。韓国政府と軍は、北朝鮮が党創建記念日に合わせ弾道ミサイル発射などの挑発に踏み切る可能性が高いとみている。 韓国軍の関係者は9日、「これまでのところ北の挑発が迫っているという兆候は識別されていない」としながら、「引き上げた監視と警戒態勢を引き続き維持する」と伝えた。 韓米両国は在韓米軍の偵察機U2、韓国軍の偵察機RC800とRF16、早期警戒管制機E737(ピースアイ)、哨戒機P3Cなどを用いて北朝鮮に対する監視を強化している。 海上には北朝鮮の弾道ミサイルを探知できるレーダーを備えたイージス駆逐艦が出動、地上では弾道ミサイル早期警戒レーダーのグリーンパインを運用中だ。これらのレーダーは北朝鮮から発射された弾道ミサイルを2分以内に探知することができる。 この軍関係者は「有事が発生すれば、国防部と合同参謀本部をはじめ軍の危機対策班を直ちに稼働させる万全の態勢を取っている」と説明した。
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