李承ヨプ(資料写真)=(聯合ニュース)
李承ヨプ(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国プロ野球、サムスンの李承ヨプ(イ・スンヨプ、40)が、10、11両日に中部・大田の球場で行われるハンファ戦を皮切りに「引退ツアー」を開始する。 ハンファの関係者は6日「李承ヨプ選手が大田の球場で行う最後の試合。相手チームの選手だが、韓国球界を輝かせた立派な選手をただ見送るわけにはいかない。韓国球界と李選手にとって記念になるような贈り物とセレモニーを準備している」と伝えた。 その言葉通り、李はこの20年余りスタープレーヤーとして活躍してきた。1995年にプロ入りし、2004年から日本プロ野球のロッテ、巨人、オリックスでプレー。12年に古巣のサムスンに復帰した。韓国で「国民打者」と呼ばれ、16年には韓日通算600本塁打を達成した。 今季で引退する李のため、所属球団のサムスンだけでなく韓国野球委員会(KBO)とほかの9球団も特別な贈り物を準備する予定だ。各球団はKBOによる李の引退ツアーの呼び掛けに応じ、李とそれぞれの球団のつながりを探して贈り物をすることでまとまった。 ハンファの関係者は「私たちが最初に李承ヨプ選手の引退セレモニーを開くことになるので、どの程度の規模にするか非常に悩んだ」と伝えた。李はハンファ戦に続き水原やソウル、仁川、釜山など各地の球場で最後のアウェー試合を予定しており、引退ツアーはシーズン終わりまで続くことになる。
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