朴前大統領の私邸前には午前7時ごろ、警察隊960人が周辺を取り囲むように警備した。路地前の区間には歩道と車道を分離するための安全フェンスが設置され、市民らをフェンスが設置された内側を通行するよう誘導した。
私邸入口では各メディアのカメラが朴前大統領が出てくる姿を撮るために注視していた。支持者らは太極旗を持って私邸前を訪れて見守り、万一の事態に備えて近くに救急車が待機した。
朴前大統領の支持者らは太極旗を振ったり大声で叫び、周辺で言い争うなど過激な姿を見せた。警察は些細な衝突が起こるとすぐに彼らを隔離措置し、大騒動が起こらないよう、十分に注意しているようすだった。
また、すでに私邸の向かい側の路地に連れて行かれた支持者4人が道端に寝そべり、叫びながら嗚咽していた。
この日早い時間から私邸前に待機していた支持者らは朴前大統領が門の外へ出てくると、朴前大統領の姿を少しでもみるためにフェンスの前まで押し寄せ、必死に頭を突き出して太極旗を揺らしながら応援と支持の意を送った。これに車内に座っていた朴前大統領は路地に並んで立っていた支持者らに向かって笑みを浮かべて手を振った。
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