事故海域ではセウォル号引き揚げに向け準備作業が行われている=(聯合ニュース)
事故海域ではセウォル号引き揚げに向け準備作業が行われている=(聯合ニュース)
【世宗聯合ニュース】韓国政府は、2014年に韓国南西部の珍島沖で沈没した旅客船セウォル号の船体引き揚げのテストを19日に行い、テストが無事に終わった場合は引き揚げを試みる予定だ。 海洋水産部は18日、「気象条件がさらに好転し、テストの結果が良ければ現場の専門家の判断により、テストに続き引き揚げが試みられる可能性を排除できない」と明らかにした。 同部と船体引き揚げを担う中国企業の上海サルベージは同日から引き揚げに向けた事前点検作業を行っている。 テストは19日午前6時から行われる。テストの結果を受け、同部が午前8時に引き揚げ可能かどうかを発表する。 セウォル号が沈んでいる海域には油圧ジャッキを搭載したバージ船2隻と引き揚げた船体を約80キロ先の木浦新港まで運ぶ半潜水式の運搬船が待機している。 引き揚げが行われる場合は、19日午後6~7時ごろに船体が水上に完全に姿を現すとみられる。
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