【北京聯合ニュース】中国が米最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍への配備に反対し、自国民の韓国団体旅行を禁じるなど「報復」とみられる措置を取っている問題で、中国国内のクルーズ船会社はひとまず6月末まで韓国経由便を運航しないことを決めたようだ。関連業界が16日、伝えた。状況が好転すれば、7月以降は韓国を経由して日本へ向かう航路の運航を再開する可能性もある。 業界関係者は「クルーズ船会社にとって、北東ア
ジアでよく売れるのは韓日に寄港する航路のため、絶対に放棄はできない」と話している。 韓国海洋水産部によると、年内に中国を出港して韓国に寄港するクルーズ日程のうち、14日時点で182件がキャンセルされた。中国からのクルーズ旅行客36万人が韓国に立ち寄らないことになる。南部の済州島に寄港予定だったクルーズが157件(31万人)で大半を占める。
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