キム・ギドク監督、新作「ストップ」の過激シーンに言及 「放射能の脅威を警告するもの」
キム・ギドク監督、新作「ストップ」の過激シーンに言及 「放射能の脅威を警告するもの」
キム・ギドク監督の新作「ストップ」が来る8日、韓国で公開される。

 映画「ストップ」は国内公開を記念して8日午後8時より、ソウル市内で監督と主演俳優らが出席する中、GV(観客との対話)をおこなう予定だ。

 同作品は、東ヨーロッパで最も古い歴史をもつカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭(チェコ)に招待されたのを皮切りに、釜山国際映画祭や2016北京映画祭など、多数の映画祭に招待された。

 「ストップ」は、政府関係者と思われる人物が放射能危険地域に住んでいた夫婦に堕胎を要求するシーン、放射能に汚染された地域でその場所の食品を口にした妊婦が奇形児を出産するシーンなど、一部過激な場面も含まれる。

 キム・ギドク監督は「映画の中のシーンは事実と異なり、放射能事故により発生し得る様々な状況を私自身の想像力で、映画的な葛藤を設定するために描いたもの。誤解がないことを望む」と明かした。

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