韓国で電動キックボードの法規違反増加…ソウル市15か月間で約13億ウォンの反則金(画像提供:wowkorea)
韓国で電動キックボードの法規違反増加…ソウル市15か月間で約13億ウォンの反則金(画像提供:wowkorea)
韓国で昨年5月に電動キックボードのヘルメット着用義務化が施行されてから、個人型移動装置法規違反によってソウル市だけで12億9000万ウォン(約1億3000万円)を超える反則金が取られたことが分かった。

 今月28日、ソウル警察庁がホン・ギウォン共に民主党議員に提出した資料によると、2021年5月から今年7月まででソウルにて摘発された個人型移動相手段法規違反の件数は計4万5648件で累積反則金は12億9030万ウォンだという。

 違反事由別に見ると、ヘルメット未着用が3万6146件で一番多く、●無免許運転:3418件、●飲酒運転:1577件、●二人乗り:442件だ。特に無免許運転は、昨年5月から12月は1457件で、ことし1月から7月には1961件と増加した。

 法規違反件数は、集中取り締まり機関だったことし6月から7月に集中。反則金も6月に1億9798万ウォン(違反件数7357件)、7月に2億3933万ウォン(違反件数8494件)が課された。

 電動キックボードの不法駐車による市民からの請願も後を絶たない。ソウル市の電動キックボード無断放置関連の請願件数は、2020年の126件から2021年には1675件と13倍以上増えた。

 ホン議員は「電動キックボードのレンタルが急増しているが、自治体が統一した基準もなくそれぞれ異なる対応をしており、市民に不便と混乱を招いている。国会で2年留まっている電動キックボード法が迅速に通過され、安全な運行方法を規定して便利な利用環境を整えられるよう後押ししなければならない」と強調した。

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