来月1日から入国後のPCR検査の義務を解除=韓国(画像提供:wowkorea)
来月1日から入国後のPCR検査の義務を解除=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国政府は来月1日午前0時から入国後1日以内に行うPCR検査の義務を解除すると明らかにした。療養病院・施設の接触対面面会も来月4日から再開される。

中央災難安全対策本部のイ・ギイル(李基日)1総括調整官(保健福祉部第2次官)は30日、政府ソウル庁舎で開かれた対策本部会議でこのように明らかにした。李調整官は、入国後1日以内に行うPCR検査の義務解除の根拠を、「海外流入の感染率が8月の1.3%から9月は0.9%に下がり、最近の優勢種BA.5変異の低い致命率を考慮した」と話した。

李調整官は、「入国後3日以内に症状が出た人は保健所で無料でPCR検査を受けられる」とし、「ただ、致命率が高い変異が発生するなど、入国管理の強化が必要な場合には再導入を検討する」と述べた。

来月4日からは療養病院・施設などでの接触対面面会を再開する。李調整官は、「6次流行の拡散が続いていた7月25日に療養病院・施設での接触面会が制限された」とし、「安定した防疫状況と高いワクチン接種率を考慮し、10月4日から感染脆弱(ぜいじゃく)施設に緩和された防疫措置を施行する」と説明した。

外出・外泊も可能になる。李調整官は、「これまでは外来診療が必要な方に限り外出が許容されたが、ワクチン4次接種を終えた高齢者らは外出が許容される」と説明した。

一方、李調整官は「きょうの感染者は2万8000人台、実効再生産数は0.80で、5週間連続で1以下となっている。全国民の48%に当たる2477万人が新型コロナウイルスを経験した」と話した。
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