共に民主党「外交惨事三振アウト」…外交ライン交代に圧力=韓国(画像提供:wowkorea)
共に民主党「外交惨事三振アウト」…外交ライン交代に圧力=韓国(画像提供:wowkorea)
共に民主党(野党)はユン・ソギョル(尹錫悦)大統領の海外歴訪中に発生した‘不適切発言’などをきっかけに、国民の力(与党)に向けた攻勢の手綱をより一層引き締める勢いだ。今回の歴訪で様々な物議を起こしただけでなく、不適切発言に対する釈明もうそだとして、これによる民心離れが尋常ではないという判断によるものと解釈される。

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イム・オギョン(林五卿)共に民主党報道官は25日、国会ブリーフィングで「大統領が国格を崩した希代の歴訪であり、中身のない空っぽ歴訪だった」と批判した。林報道官は「国民は『外交をこのように台無しにしてもいいのか』と怒っている」と述べた。

共に民主党は英国のエリザベス女王弔問不発、‘このXX’発言物議に続き、カナダ半導体装備業者の投資決定を巡る外交成果水増し疑惑まで提起した。

オ・ヨンファン(呉永煥)院内報道官は書面ブリーフィングで「大統領SNSを通じて『カナダ業者AMATがヨンイン(龍仁)に投資を決めた』と明らかにしたが、当該業者は6月に既に投資協約を締結している」と主張した。

呉院内報道官は「当該文は1時間後に削除されたが、これは外交成果を膨らませようとするうその広報である。尹錫悦政府の外交惨事は三振アウト」と強調した。

共に民主党は、何よりもこのような一連の物議に謝罪や遺憾表明など、尹大統領の直接的なメッセージがなければならないと主張している。

パク・ソンジュン(朴省俊)報道官は国会ブリーフィングで「国民は無能とうそでつづられた政府に失望を越えて恥を感じる。尹大統領は失敗した歴訪に対する考えを明らかにし、国民に謝罪せよ」と促した。

物議を起こした当事者が大統領室の釈明の裏に隠れる態度は問題だという考えだ。

共に民主党は今後、尹大統領のメッセージなど大統領室の対応によって、与党に向けた攻勢の水位や方向性も決める方針だ。

イ・ジェミョン(李在明)代表も前日、尹大統領の帰国時刻に合わせてフェイスブックに「不義を傍観するのは不義。義のためなら当然行動しなければならない」と書いた。

詳しい説明はつけなかったものの、各種外交物議をはじめとする政府の実情に強硬に対応しなければならないという意味に解釈される。

既に党内では公式的に外交・安保ライン人事などの交代を公式に要求している状態だ。

呉院内報道官は書面ブリーフィングで、「パク・ジン(朴振)外交部長官とキム・ソンハン(金聖翰)国家安保室長、キム・テヒョ(金泰孝)安保室1次長、キム・ウネ(金恩慧)広報首席の更迭(こうてつ)を要求する」と明らかにした。

共に民主党は人事交代の動きがなければ、朴長官に対しては解任建議案を発議する案も検討している。

ただし、このような強硬対応基調にもかかわらず、民生のための協力の扉は開いておくという態度だ。

朴報道官は記者団に対し「尹大統領とのトップ会談提案は有効か」との質問に「民生には協力すると言ったので、その提案は依然として有効である」と答えた。

一方、共に民主党は国民の力の一部議員が問題になった尹大統領の発言を自主的に分析した結果が少しずつ違う点も批判した。

キム・ナムグク(金南局)議員はフェイスブックで「言葉でも合わせてうそをつくべきだ」と指摘したりもした。

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