「税金で親日の宴会」...ソウル市の「貞洞夜行」植民地下の日本巡査体験が問題に=韓国(画像提供:wowkorea)
「税金で親日の宴会」...ソウル市の「貞洞夜行」植民地下の日本巡査体験が問題に=韓国(画像提供:wowkorea)
ソウル市が開催したトクスグン(徳寿宮)「チョンドン(貞洞)夜行」のイベントで植民地下の日本巡査と憲兵服を貸与する歴史体験が行われて問題になると、共に民主党は「ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領の対外屈辱外交も物足りず、オ・セフン(呉世勲)ソウル市長が親日問題を招いている」と批判した。

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共に民主党のオ・ヨンファン院内報道官は25日、国会の疎通館で会見を開いて、呉世勲市長について「親日の宴会でソウルの歴史に日本の色をつけようとするのか」とこのように明らかにした。

オ・ヨンファン院内報道官は「クァンファムン(光化門)広場の変遷過程を盛り込んだポスターに朝鮮総督府の建物と日の丸が連想される赤い円が含まれて問題になったのがわずか1か月前だ」とし「市民が出した税金を親日の宴会のために使っているなら、呉世勲市長は親日的歴史観を持っていると見るしかない」と主張した。

それとともに「呉世勲市長はソウル市のイベントの決定過程を詳細に明らかにし、ソウル市民の前で直ちに謝罪しなければならない」と促した。

ソウル市は23日から前日までの2日間、徳寿宮トルダムキル(石垣道)一帯で「2022貞洞夜行」を開いた。

このイベントはこれまで新型コロナウイルスの感染拡大によって中断されて3年ぶりに開かれ、秋の夜の貞洞道を歩きながら、夜間に開放された大使館や博物館などの歴史文化施設を楽しむことができる。

このうちある貸衣装店で「日本憲兵」、「日本天皇」の服装を貸与する事実が知らされて問題が起きた。特に、日本の視点が込められた「天皇」という用語が不適切だという指摘も相次いだ。

これに対して、ソウル市は「イベント代行のアウトソーシングが運営業者に事前協議した衣装を貸与するようにしたが、市の承認なしに現場で運営業者が日本の天皇服などを準備して、実際に1回貸与した部分があった」と釈明した。

市は「イベントを代行した業者の契約違反事項に対して、法的責任を問う計画だ」と明らかにした。

これに先立ち、先月6日にもリノベーションをした光化門広場内のセジョン(世宗)文化会館バス停に日の丸と朝鮮総督府の建物が含まれた絵が展示されて問題が起こると、ソウル市が早期に撤去する事態となった。
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