韓国ハンミ半導体、ことし9月までで昨年の年間実績を大幅に超える(画像提供:wowkorea)
韓国ハンミ半導体、ことし9月までで昨年の年間実績を大幅に超える(画像提供:wowkorea)
ハンミ半導体はことし7~9月期の売上高が、前年同期比17.7%増の916億9800万ウォンに達したと発表した。売上高増を受け、営業利益も24.4%増の309億3000万ウォンとなった。利益率は、製造業としてはまれな33.7%を記録した。

ことし9月までの合計売上高と合計営業利益は、それぞれ51.3%増の2715億ウォン、65.5%増の867億ウォンに達している。昨年の年間売上高2574億ウォンを既に超えることとなった。

ハンミ半導体は「第5世代(5G)移動通信技術をはじめメタバース、モノのインターネット(IOT)、人工知能(AI)、自律走行車、コネクテッドカー(つながる車)、ビットコイン、データセンターといった第4次産業の活性化による半導体需要の増加で、半導体設備の注文が急増した。世界的な半導体不足による取引先の投資需要の拡大まで加わったため、好調は当分続くだろう」と述べた。

ハンミ半導体は最近、インチョン(仁川)本社内に第4工場を完成させ、稼働を開始した。この第4工場を含め、これまでの2年間で工場増設に計590億ウォンを投資している。第4工場の稼働で仁川本社内では、年間1320台の設備を生産できるようになった。

同社はことし韓国内外で半導体設備の受注が続くことから、年間売上高目標を当初の3080億ウォンから3900億ウォンへと、26%上方修正した。




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