トヨタは米国で電気自動車のバッテリーを生産するために、2030年までに計34億ドルを投資することを明らかにした(画像提供:wowkorea)
トヨタは米国で電気自動車のバッテリーを生産するために、2030年までに計34億ドルを投資することを明らかにした(画像提供:wowkorea)
米国をはじめとした世界の電気自動車市場において、主要企業たちの投資競争が過熱している。

18日(現地時間)米ウォールストリートジャーナル(WSJ)によると、トヨタはこの日、米国で電気自動車のバッテリーを生産するために、2030年までに計34億ドルを投資することを明らかにした。

詳しい投資計画は明らかにされなかったが、まず2025年から生産を開始する米国内の新たなバッテリー工場建設に12億9000万ドルが投入されることになった。

トヨタはすでに「全世界のバッテリー工場建設に、計90億ドルを投資する計画だ」と発表している。今回の34億ドル規模の米国への投資は、この計画の一環だとみられる。

トヨタ以外にも世界4位の自動車企業“ステランティス”はこの日、韓国のLGエナジーソリューションと手を組み、米国に年間40GWh(ギガワットアワー)規模の電気自動車のバッテリーの合弁会社を設立することを明らかにした。

具体的な金額は公開されなかったが、業界では40GWh規模などを考慮すると、双方で合わせて4兆ウォン(約3864億4000万円)を投資するものと推定されている。

「この日のトヨタとステランティスの投資発表は、グローバル自動車企業たちによる2種類の電気自動車開発戦略をよく表している」とWSJは評価した。

トヨタのように自社でバッテリーの開発および生産に乗り出す自動車製造メーカーがいる一方、ステランティスとゼネラルモーターズ(GM)のようにバッテリー製造企業との合弁開発に乗り出す企業たちもいるということである。GMもステランティスと同様、LGエナジーソリューションと手を組みバッテリーを生産中である。

Copyright(C) herald wowkorea.jp 96