トランプ前米大統領は、新型コロナワクチン義務化措置をとったバイデン米大統領を非難した(画像提供:wowkorea)
トランプ前米大統領は、新型コロナワクチン義務化措置をとったバイデン米大統領を非難した(画像提供:wowkorea)
ドナルド・トランプ前米大統領は、自身が大統領なら新型コロナウイルス感染症ワクチンの義務化措置をしないとして、ジョー・バイデン米大統領を遠まわしに非難した。

トランプ前大統領は、近いうちに放送される保守メディアとのインタビューで「私ならワクチンを接種するよう人々を説得するだろう。強引に押し付けることは願わない」と語ったと、米国の政治専門紙“ザ・ヒル(The Hill)”が18日(現地時間)報道した。

つづけて「私は誰にもワクチンを接種しなければならないとは言わない」とし「しかし私はそれを売り、我々がワクチンにより成したことを誇りに思う」と語った。

また「ワクチン開発は5年かかる予定で、人々は『できないだろう』と言っていた」とし「私は3つのワクチンを9か月も経たずに作り、それらは本当に効果がある」と語った。

トランプ前大統領は自身の在任期間に、いわゆる「超高速作戦」を通してファイザー・モデルナ・ヤンセンなど米国の3つのワクチンを作ったという点を強調しながらも、バイデン大統領がとったワクチン義務化措置には同意しないということである。

ザ・ヒルは「トランプ前大統領のこのような発言は、バイデン大統領が『100人以上の職員のいる企業に対し、接種または長期的な検査を提出するようにする』と発表した後に出たものだ」と伝えた。

トランプ前大統領は「私が大統領であった時は、義務化のような話はなかった。全ての人がワクチンを望んでいた」とし「今は多くの人が(ワクチンを)望んでいない」と主張した。

米国ではことし1月のバイデン大統領の就任後、ワクチン接種が急速に増加したが、主に(ワクチン接種に否定的な)共和党支持層により、今は停滞期に直面している。

米疾病予防管理センター(CDC)によると、米国の人口の66%が少なくとも1回以上の接種をし、57%が接種を完了している状態である。

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