北京市が例年より早く「入冬」か？寒気の影響で冷え込み続く＝中国報道

中国・北京市気象台によると、昨夜から流れ込んだ寒気の影響により、北京市の19日の温度は最高気温13度、最低気温は1度まで冷え込む。

　北京市は例年よりも気温が早く下がっている。「南郊観象台」によると、17日の昼の最高気温は15.8度で、同日夜から18日未明にかけての最低気温は2.9度だった。18日の最高気温は16度だったが、雲が多く北風が強く吹いたこともあって、体感気温はさらに下がった。

　気温低下の要因は、寒気が連続して流れ込んだことにある。一つ目の寒気がまだ残っている間に、さらに別の寒気が重なり気温を引き下げている。市内の小高い場所では、0度を下回るところも出ている。

　北京市気象台によると、5日間の平均気温が10度を下回れば、北京市の基準では「冬」とされる。現在のところ、平均気温ではまだ「冬」の基準を満たしていない。北京市の「入冬」は通常10月30日前後だが、今年はそれよりも早まる可能性があるという。