トッテナムDFレギロンら2選手、ピッチから倒れたサポーター発見し「試合中断」を要請…「試合より重要なこと」と称賛の声殺到

イングランド・プレミアリーグ（EPL）トッテナム・ホットスパーが英国ニューカッスルのセント・ジェームズ・パークで開かれた2021-2022シーズンEPL第8節ニューカッスル・ユナイテッドとのアウェー戦で勝利（3-2）した。

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　決勝ゴールを決めたのはソン・フンミン（29）だったが、この試合の主人公は間違いなくセルヒオ・レギロンとエリック・ダイアーだった。

　前半40分ごろ、レギロンとダイアーは観客席で1人のサポーターが倒れたことに気付き、ダイアーはベンチに向かって「緊急事態」をジェスチャーで伝えた。レギロンは急いで主審に駆け寄り、試合を中断してサポーターを救助するよう要請した。

　これにより試合は約25分間、中断。倒れたサポーターはニューカッスル側の医療従事者によって救急処置が施され、近隣の病院に搬送された。幸い、命に別状はないと伝えられた。

　現地では「レギロンとダイアーの”連携プレー”によってサポーターの命が救われた」と称賛の声が殺到している。なお、生命を救ったレギロンとダイアーは、試合の中継を担当した放送局により「マン・オブ・ザ・マッチ（最優秀選手）」に選ばれた。