決済アプリ「トス」がライドシェアアプリ「タダ」の株式60%を買収、年末にサービスをリニューアルオープン=韓国(画像提供:wowkorea)
決済アプリ「トス」がライドシェアアプリ「タダ」の株式60%を買収、年末にサービスをリニューアルオープン=韓国(画像提供:wowkorea)
決済アプリ「トス(Toss)」を運営するビバ・リパブリカは、ソーカー(Socar)が保有するライドシェアサービス「タダ(Tada)」を運営するVCNCの持分60%の買収を決め、3社間覚書(MOU)を締結した。

「トス」は「タダ」の買収を通じて決済などの金融ビジネスを拡大し、モビリティサービスの利用者と事業従事者の選択肢を広めることで、健全な成長と革新を進めるという戦略だ。「トス」とソーカーはモビリティとフィンテックによる新たな価値創出を目指しており、今後は緊密な協力を通じて3社の顧客を対象としたメンバーシップサービスや特典などを提供するとみられる。

「トス」のイ・スンゴン代表は「韓国のタクシー市場規模は、年売上高基準で約12兆ウォンに上り、その半分程度が配車アプリを通じたもの。『トス』の決済事業などさまざまな金融サービスとの相乗効果に期待できる」と話した。

「タダ」は2018年、11人乗りの乗り合い車両を利用したサービスを通じて、韓国で初めてライドシェアサービスを展開した。利用者が170万人に達するなど急成長したが昨年4月、11~15人乗りの車両によるライドシェアを禁止する「旅客自動車運輸事業法」改正により、既存のサービスを中断した。現在「タダ・ライト」を通じて、個人および法人タクシーの免許保有者を対象としたプラットフォーム加盟事業を展開している。


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