韓国統一部のイ・チョンジュ報道官「北朝鮮は、これまでも契機となるたびに日韓の歴史問題や独島など、列島問題に関する日本の立場を批判してきた」(画像提供:wowkorea)
韓国統一部のイ・チョンジュ報道官「北朝鮮は、これまでも契機となるたびに日韓の歴史問題や独島など、列島問題に関する日本の立場を批判してきた」(画像提供:wowkorea)
韓国統一部のイ・チョンジュ報道官は19日の定例ブリーフィングで、東京オリンピックに対する北朝鮮の「猛爆」について「北朝鮮は、これまでも契機となるたびに日韓の歴史問題や独島(竹島を意味する韓国・北朝鮮独自の呼び名)など、列島問題に関する日本の立場を批判してきた」と明かした。

 イ報道官は、北朝鮮が日本の「竹島表記問題」を批判したことについても「今回のオリンピックに関しても、先ごろ問題が提起された事案を中心に北朝鮮の立場を強調していると(韓国政府は)見ている」と説明。

 これは、去る16日の東京オリンピックに関する北朝鮮オリンピック委員会報道官の「談話」に言及したものだ。

 該当談話で北朝鮮は、日本の東京オリンピック組織委員会はもちろん国際オリンピック委員会に対しても言及。北朝鮮オリンピック委員会は「われわれ固有の領土を強奪するために神聖なオリンピック運動理念と精神も乱すような日本体育会の破廉恥性が極度に高まっている」としながら、東京オリンピック公式ホームページの「竹島表記」を改めて批判していた。

 また、去る17日、北朝鮮の対外用週刊紙「統一新報」は東京オリンピックに対する批判の言及と共に韓国メディア、専門家の言葉を引用する形式で「南朝鮮(韓国)当局者の大会開幕式参加が、民心の頑強な反対に直面している」と伝えた。

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