コンテナが積みあがるキョンギド(京畿道)ピョンテク(平沢)港(画像提供:wowkorea)
コンテナが積みあがるキョンギド(京畿道)ピョンテク(平沢)港(画像提供:wowkorea)
中小ベンチャー企業部の発表によると1~3月期、韓国中小企業による輸出額は前年同期比12.1%増の270億ドル(USD)で過去最大を記録した。新型コロナウィルス診断キットや半導体設備などが好調をけん引した。

中小企業による月別および1日平均の輸出額は、5か月連続で増加している。とくに1日平均の輸出額は8か月連続増加中で、2月と3月にはそれぞれ20.1%、17.1%と2桁増加した。

輸出額上位の5か国(中国、米国、ベトナム、日本、ドイツ)ではドイツが195.8%、中国が17.7%、米国が7.8%、ベトナムが2.2%、それぞれ増加。中国や米国、ベトナムに対してはプラスチックや化粧品、半導体設備の輸出が拡大した。またドイツは医薬品、医療衛生用品といった感染予防対策関連製品の輸出が急増したことで、今回輸出額5位圏内に入った。対日本では化粧品や自動車部品の輸出は増加したものの、金型や機械類などがふるわず輸出額は減少した。

品目別では、上位20品目のうちプラスチック、化粧品、半導体製造用設備、計測制御分析機器をはじめとした18品目が増加。反面、自動車部品とその他機械類といった2品目は減少した。輸出好調だった品目では、欧州や南米など新型コロナウィルス拡大が深刻な国に対する診断キット輸出の急増を受け、医薬品(462.1%増)、その他精密化学製品(181.0%)は3桁増加した。




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