文大統領、本日駐韓日本大使から信任状を受けとり…「汚染水」に対するメッセージに注目＝韓国

ムン・ジェイン（文在寅）大統領は14日午前11時、青瓦台（大統領府）本館忠武室で日本など3か国の駐韓大使たちから信任状を受け取る。

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信任状は、派遣国の国家元首が受け入れる国へ当該大使を補充するという内容が込められた外交文書であり、受入国の国家元首は当該大使から信任状を受け取る。

出席者は駐韓日本大使、駐韓ラトビア大使、駐韓ドミニカ共和国大使だ。
文大統領は各大使より信任状を受け取り、記念撮影をした後、仁王室へ移動し会談を行う予定だ。

特に文大統領が相星孝一駐韓日本大使に13日、日本政府が福島第一原発の汚染水海洋放出決定をしたことと関連しメッセージを伝えるか、注目される。

日本政府は13日午前、東京の総理官邸で閣議を開き、福島第一原発の汚染水を海洋放出することが公式に決定した。

これに対し韓国政府は「日本政府の今回の決定は周辺国家の安全と海洋環境に危険を招くだけでなく、特に最隣接国である韓国と十分な協議および了承なく決定した一方的な措置である」とし、「強い遺憾の意を表明する。韓国国民の安全を最優先する原則の元、必要な全ての措置を行っていく計画だ」と公式な立場を明らかにした。

ジョン・セギュン（丁世均）国務総理はSNSを通じて「日本の汚染水放出決定は周辺国の国民の権利を侵害する無責任な決定」とし、「周辺国の理解と共有のない一方的な決定に政府は断固として反対する」と表明した。

韓国外交省のチェ・ジョンムン（崔鍾文）2次官は13日午後2時、外交省庁舎に相星駐韓日本大使を呼び、20分間面談をした。外交省によると、信任状呈上をしていない大使を呼ぶことが可能なのか検討するため時間が掛かったと説明した。

外交省は「まだ信任状は呈上されていないが、写本は呈上し可能だと決定された。」相星駐韓日本大使は2月26日外交省へ信任状の写本を提出し、本日文大統領より公式的に信任状を呈上する。