死亡した小学生は全身にあざ、継父・実母が拘束「申し訳ない」=韓国(画像提供:wowkorea)
死亡した小学生は全身にあざ、継父・実母が拘束「申し訳ない」=韓国(画像提供:wowkorea)
小学生の娘を虐待して死亡させた疑いで、20代の夫婦が拘束された。

インチョン(仁川)地方裁判所は5日、児童虐待犯罪の処罰などに関する特例法上の児童虐待致死の疑いで、A氏(20代後半)夫婦に対する拘束前被疑者尋問(令状実質審査)をした後、逮捕状を発行した。

仁川地方裁判所は「逃走と証拠隠滅の恐れがある」として逮捕状発行の理由を説明した。

A氏はこの日、令状実質審査を受けるために裁判所を訪れ、「容疑を認めるか」という取材陣の質問に「認める。そして申し訳ない」と答えた。また、亡くなった娘に対しては、「(娘に)してはいけない行動をして申し訳ない。パパが反省して罰を受ける」と述べた。

A氏の妻であるB氏(20代後半)は、記者らの質問に何も述べなかった。

A・B氏は今月2日、仁川市の自宅で娘であるCちゃん(8・小学生)を虐待して死亡させた疑いを受けている。

A氏は当日午後8時57分頃、自宅で「娘が息をしていない」として119に通報した。救急隊とともに出動した警察は、息をしないCちゃんの顔や足などにあざがあるのを見て、A氏夫婦を緊急逮捕した。救急隊は心肺蘇生法を行い、Cちゃんを近くの病院に搬送したが死亡した。

A氏はCちゃんの継父であり、B氏はCちゃんの実母である。B氏は元夫と離婚した後、A氏と再婚した。A氏は警察の調査で、「昨年11月から娘がうそを言ったり言うことを聞かなければ、しつけの目的で体罰をしたが、子どもが死亡した日は殴らなかった」として容疑を否認した。

警察関係者は「A氏は1次調査の過程で、Cちゃんが死亡した経緯を詳しく説明せず、当時殴らなかったとして容疑を否認した」と説明した。続けて、「妻B氏は、子どもを虐待したことはないとして、同じく容疑を否認した」と明らかにした。

警察関係者は「Cちゃんの解剖の結果、身体から損傷した部位が多く確認されたという解剖の所見が出た」とし「A・B氏の虐待と見られて検挙し、2次調査などを通じて犯行動機などを明らかにするつもりだ」と述べた。
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