◇与党支持率32% 文政権発足後最低に 世論調査会社の韓国ギャラップが5日に発表した政党支持率は与党「共に民主党」が前週比4ポイント下落の32%となり、同社の調査で2017年5月の文在寅(ムン・ジェイン)政権発足後最低となった。最大野党「国民の力」は1ポイント上昇の24%で、両党の支持率の差は8ポイントに縮まった。文政権発足後、両党の支持率の差が10ポイントを下回るのは2019年10月と2020年8月に続く3回目となる。◇コロナワクチン COVAXから5月まで105万人分 丁世均(チョン・セギュン)首相は、新型コロナウイルス感染症対応を話し合う中央災難(災害)安全対策本部の会議で、ワクチンの公平な分配を目指す国際的な枠組み「COVAX(コバックス)」を通じ、5月までに英アストラゼネカ製ワクチン105万人分を供給する計画を明らかにした。今月に35万人分、4~5月に70万人分が供給されるという。◇コロナワクチン 1週間で22万6千人接種 新型コロナウイルスワクチンの接種が始まってから1週間で接種者数が20万人を超えたと集計された。疾病管理庁によると、4日に接種を受けたのは計6万7153人で、先月26日に接種が始まってから7日間の累計接種者数は22万5853人となった。韓国の人口(5200万人)に対する接種率は0.43%。アストラゼネカ製のワクチンの接種を受けたのは22万1944人、米ファイザー製は3909人だった。◇ワクチン副反応が新たに860件 接種後の死者計6人に 政府の中央防疫対策本部によると、新型コロナウイルスワクチン接種による副反応とみられる症状が5日午前0時までに新たに860件報告された。死亡1件と、強いアレルギー反応の「アナフィラキシー」のような症状が6件、けいれん1件を含む。2月26日に接種を開始して以降、副反応の報告は累計1578件、接種後の死者は6人にそれぞれ増えた。 ◇6日から光化門広場の西側道路閉鎖 東側を上下線通行に ソウル市は、6日午前0時をもって市中心部の光化門広場の西側道路を閉鎖し、広場東側の世宗大路を上下線通行に切り替えると発表した。市は昨年、広場の東側と西側で上下線を分けている道路を東側にまとめ、西側の道路を広場につくりかえる計画を発表。これに基づき、朝鮮王朝時代の王宮・景福宮方向に向かう広場東側道路の車線を増やす工事を行ってきた。
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