オンラインセミナーに参加した李さん(Zoomより)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
オンラインセミナーに参加した李さん(Zoomより)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ニューヨーク聯合ニュース】米ハーバード大ロースクールのジョン・マーク・ラムザイヤー教授が旧日本軍の慰安婦は「売春婦」だとする内容の論文を書いたことについて、韓国人慰安婦被害者、李容洙(イ・ヨンス)さんは17日、「ハーバード大の学生は教授の話を無視してほしい」と訴えた。同ロースクールの学生会が主催したオンラインセミナーで語った。 李さんは一方で「慰安婦問題の解決に何ら進展がない中、教授のため人々が(再び)慰安婦問題に関心を持つようになった」とし、ラムザイヤー氏の主張が長期的な観点では問題解決に役立つとの考えを示した。 また、自身が16日に開いた記者会見で提案した慰安婦問題の国際司法裁判所(ICJ)への付託の必要性を重ねて強調。「ICJでこの問題を話し合うことは私の最後の願い」として、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が菅義偉首相を説得し、ICJで問題を解決すべきだと主張した。その上で、「必ず勝つ」と自信を見せた。 李さんは「日本は朝鮮に侵攻し、女の子を連れ去り、無法地帯のように行動した」として、「70年が過ぎたが、日本政府はそのときと変わっていない」と語気を強めた。
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