韓国軍の玄武2地対地弾道ミサイル(画像提供:wowkorea)
韓国軍の玄武2地対地弾道ミサイル(画像提供:wowkorea)
世界の超強大国の米国と、急速に浮上している中国間での衝突が激化している状況で、韓国は最小限「抑制戦力」を確保すべきだという主張が出ている。

韓国国防大学のパク・ミンヒョン教授は今日(29日)ソウルで開かれた“陸軍力フォーラム”で「2030年 北朝鮮および東北アジア情勢の展望とビジョン2030」というテーマでの発表を通して、先のように語った。

パク教授は、米国と中国の摩擦および競争を前提として「米中覇権競争は、韓国において最悪の状況になり得る。両国が摩擦の局面に突入する場合、サンドイッチのように困難な状況に陥る可能性がある」と語った。

つづけて「韓国は、軍事力の側面で世界6位として評価されているが、東アジアの中では依然として相対的に弱小国だということができる」とし「したがって 周辺国たちと無制限的な軍事的競争をすることは、賢明だとは言えない決定だ」と語った。

また パク教授は、対北抑制力を確保する方向で「無人技術、サイバー、宇宙、AI(人工知能)などの先端科学技術を融合させた“科学化精鋭軍”の建設をする必要がある」と付け加えた。

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