ワクチン接種後死亡した男子高校生解剖…インフルエンザワクチン信頼ゆらぐ=韓国(画像提供:wowkorea)
ワクチン接種後死亡した男子高校生解剖…インフルエンザワクチン信頼ゆらぐ=韓国(画像提供:wowkorea)
インフルエンザワクチンの異常反応事例の中、死亡者が発生した。問題は該当死亡者が基礎疾患のない17歳男性高校生だったことだ。

もしこの死因がワクチンの副作用だと明らかになれば政府のインフルエンザワクチン接種事業自体が再び全面中断される可能性もある状況だ。常温露出・ワクチン白色粒子の議論がなされる中、今回の死亡事例に関心が集まっている。

しかしインフルエンザワクチンによる死亡事例は珍しく、今回の事例はインフルエンザワクチン接種後2日後に死亡したケースであり、当局は因果関係をより調査しなければならないという立場だ。

インフルエンザワクチンの副作用は卵アレルギーによる「 アナフィラクティックショック(Anaphylactic shock)」とアレルギー性神経病症である ギランバレー(Guillain-Barré)症候群などがある。

アナフィラクティックショックはアレルギー過敏反応で、インフルエンザワクチン生産時に使われる卵たんぱく質にアレルギーがある場合に発生する。そのためワクチンの生成技術が発達した現在、発生するケースは多くない。

アレルギー性神経病症は、ウイルス感染やワクチンを使用して生成された抗体が、中枢神経系に炎症反応を起こし発生する。代表疾患であるギランバレー症候群は、感染後10〜14日程で脚から麻痺の症状が発生する。

しかし、この場合も麻痺の症状などがしばらく続いた後に死亡する事例が多く、今回はこれを通じた死亡に至ったと見るのは難しい評価だ。

ただし一部では、常温露出・白色粒子などの事態を経て、これを通じたワクチンのタンパク質の変性の可能性も完全に排除することはできないという声も出ている。
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