世界的なエコノミストであるジム・オニール氏(画像提供:wowkorea)
世界的なエコノミストであるジム・オニール氏(画像提供:wowkorea)
「中国は、新型コロナウイルス感染症の大流行による経済危機から回復する道をうまく進んでいる。これからも全世界の経済成長の最も需要な“動力”となるだろう」

世界最高の投資銀行であるゴールドマンサックスの首席エコノミストという経歴をもつジム・オニール氏は21日(現地時間)、先のように推測した。

オニール氏は、ブラジル・ロシア・インド・中国など新興経済4か国を指す「ブリックス(BRICs)」という用語を作った張本人として、自他が認める世界最高レベルのエコノミストである。

オニール氏は、米国の経済専門チャンネル“CNBC”とのインタビューで「最近 中国の消費指標は、中国の回復の勢いが加速していることを表しているシグナルだ」と評価した。

中国の国家統計局によると、中国の去る8月の小売販売は、前年同期対比で0.5%増加した。月間の小売販売が前年対比で増加したことは、新型コロナ事態発生前である昨年12月以降で初めてのことである。

オニール氏は「中国の国内総生産(GDP)増加率が、今年を肯定的なかたちで終えるものと考える」とし「2021年末頃には、中国のGDP増加率が様々な損失まで挽回する可能性がある」と語った。

アジア開発銀行(ADB)なども、今年の中国の経済が全世界の他の国々よりよくなるものとみている。中国の去る第2四半期のGDP増加率は3.2%を記録した。これは アナリストたちの予想に反し、第1四半期の委縮(マイナス6.8%)から回復に転じた数値である。

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