”タマネギ女”韓国法相の息子、軍隊特恵の疑惑捜査…検察が軍の電話録音ファイル1500件を分析中

”タマネギ女”韓国法相チュ・ミエ（秋美愛）氏の息子（27）の‘軍休暇特恵’疑惑を捜査中の韓国検察が家宅捜索で確保した押収物の分析に入った。

16日、検察などによると、ソウル東部地検刑事1部は15日に国防部の家宅捜索を通じて、国防部の請願室で録音された1500件あまりの録音ファイルを確保したということだ。

ただし、検察は捜査と関連する部分は明らかにできないという。検察関係者は「捜査に最善を尽くしている」とし「何をどのようにしたのか申し上げることはできない」と述べた。

当初、録音ファイルは削除されたとのことだったが、国防部のメインサーバーに保存されており、今回の疑惑の‘スモーキングガン’（犯罪・事件などの解決において決定的な証拠）になるという分析も出ている。

検察は15日午前11時から9時間余り、ソウル市ヨンサン（龍山）区の国防部請願相談センターと国防電算情報院、チュンチョンナムド（忠清南道）の陸軍本部情報体系管理団を家宅捜索した。

国防部のメインサーバーを運用する機関である国防電算情報院を家宅捜索する過程で当該ファイルを確保したのだ。

検察は録音ファイルを分析し、2017年6月に徐氏の休暇延長関連の請願をした人物が誰かを調べる方針だ。また、徐氏が当時与党代表だった秋長官の息子であることを示唆する外圧的な発言があったかも調べる考えだ。