韓国統一省「北、経済政策“失敗”を自認」…「“環境的困難打開”のための“内部結束”」

韓国統一部（統一省）は今日（10日）、北朝鮮が最近になって、対内メディアを通じて経済政策の失敗について言及していることについて「環境的困難を打開するため、党中心の“内部結束”と“雰囲気の一新”を図っているものとみられる」と分析した。

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統一部の当局者はこの日「（北朝鮮が最近）新型コロナウイルス感染症、水害などの外部的要因による困難を認めながら、第8回の党大会を通じた新たな“経済発展5か年計画”を提示した」と語った。

先月19日にキム・ジョンウン（金正恩）北朝鮮国務委員長は「予想外の不可避的な事態に直面した」として経済の失敗を認め、全体会議の決定書を通じて「国家経済の成長目標にひどく届かず、人民の生活が目に見えて向上されていない結果となった」と言及している。

また 北朝鮮は前日（9日）の労働新聞を通じて、労働党中央委員会拡大会議でも「予想外の台風被害により、やむなく我々は国家的に推進させてきた年末の闘争課業を全面的に考慮し、闘争方向を変更せざるを得ない状況に直面した」として、経済政策の失敗を認めた。

統一部の当局者は、北朝鮮が前日の政権樹立72周年記念日（9.9節）を静かに過ごしたことについて「防疫・災害などの困難な状況で、台風・水害復旧などの内治に力を注いでいるものと判断している」と分析した。