韓国では、大統領府の参謀たちの一括での辞表の報告をうけた文在寅 韓国大統領が、今後どのような決定をするのかに関心が集まっている(提供:news1)
韓国では、大統領府の参謀たちの一括での辞表の報告をうけた文在寅 韓国大統領が、今後どのような決定をするのかに関心が集まっている(提供:news1)
韓国では、大統領府の秘書室長など6人の参謀たちの一括での辞表の報告を受けたムン・ジェイン(文在寅)大統領が、今後どのような決定をするのかに関心が集まっている。

今日(8日)青瓦台(韓国大統領府)によると、文大統領はこの日 特別な日程はないと伝えられた。前日に秘書室長などの一括辞表の報告を受けた文大統領の反応や立場はまだ知らされていないが、これに関する文大統領の苦悩は深いものだという予想はつく。

ノ・ヨンミン秘書室長を中心とした第2期青瓦台には、この間 日本による対韓輸出規制、新型コロナウイルス感染症など、各種の危機状況を安定的に管理してきた成果は決して少なくない。しかし国会議員総選挙以降、ユン・ミヒャン(尹美香)議員の元慰安婦支援団体“不正疑惑”、故パク・ウォンスン(朴元淳)前ソウル市長による“セクハラ疑惑”、与党“共に民主党”による“立法独走”などで、民心から離れた行動をみせてきただけに、どんなかたちででも「刷新」が必要な状況だと指摘されている。

特に住宅価格の高騰による不動産政策の失敗の問題と、複数の住宅を所有している「多住宅」者の青瓦台参謀陣による住宅処分の過程で明るみに出た各種の物議は、文大統領の支持率に直接的なダメージを与えた。

実際 韓国ギャラップによる8月1週目の“大統領職務遂行評価”の結果は、支持率は44%に対し否定評価は46%となり、否定評価が肯定評価を上回っている状態である。

このような状況をそのまま放置し支持率が一層下落する場合、国政運営の動力まで失ってしまう可能性がある。

このような状況の中、文大統領は果たしてどんな決定をするのかが、注目されている。

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