ソウル市内の薬局で販売されているマスク(資料写真)=(聯合ニュース)
ソウル市内の薬局で販売されているマスク(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国で医薬部外品の保健用マスクを薬局など政府指定の販売所で購入制限付きで販売する「公的マスク制度」が廃止され、12日から市場供給体制に変わった。薬局やスーパー、コンビニエンスストア、通販サイトなど、さまざまな販売場所で制限なく保健用マスクを購入できる。 政府は、新型コロナウイルスの感染拡大によりマスクが品薄になった2月末に公的マスク制度を導入。マスクの購入可能な曜日を出生年によって指定する「マスク5部制」を実施した。購入可能枚数は1週間に1人2枚までに制限したが4月末に3枚に緩和した。先月は5部制が廃止され曜日に関係なく購入可能になったのに続き、購入可能枚数も1週間に1人当たり10枚に増えた。 政府は再びマスクの品薄などが予想される場合は購入制限などの介入措置を速やかに取る方針だ。 一方、医療機関で使用する手術用マスクについては、これまでと同じく公的供給体制を維持する。
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