自殺した女子トライアスロン元韓国代表選手への過酷行為、追加被害捜査＝韓国警察

韓国警察が故チェ・スクヒョン選手への過酷行為事件と関連し、追加被害事例を厳正に捜査する方針を明らかにした。

　特別調査団を設置した文化体育観光部が捜査を依頼する場合、積極的に捜査するという意志も重ねて強調した。

　文化体育観光部はこれに先立ち、元選手のチェ・ユンヒ第2次官を団長とする特別調査団を構成し、経緯の把握に乗り出した。

　警察庁の関係者は3日、news1の電話取材に対し、「故チェ・スクヒョン選手の事件について、メディアが提起した各種の被害事例を調べている」とし、「追加の被害事例が確認されれば、厳正に捜査する」と語った。

　チェ選手は所属チームのキョンジュ（慶州）市庁の監督や先輩からの暴言、暴行を苦に去る6月26日、自ら命を絶った。

　警察庁の関係者は「公式的に明らかにできない段階」と言葉を慎んだが、「文化体育観光部など政府省庁をはじめ、チェ選手の事件を調査している機関から要請があれば、積極的に捜査する」という意志を示した。