女子トライアスロン元韓国代表選手の自殺、大韓体育会が調査中 「検察調査、積極的に協力する」(画像:news1/写真は同事件について会見中の未来統合党 イ・ヨン議員)
女子トライアスロン元韓国代表選手の自殺、大韓体育会が調査中 「検察調査、積極的に協力する」(画像:news1/写真は同事件について会見中の未来統合党 イ・ヨン議員)
女子トライアスロン元韓国代表選手チェ・スクヒョンさんが、監督や先輩らの行き過ぎた指導や暴言、暴行に耐えかねて自ら命を絶った。これに、大韓体育会は「現在、調査中」とコメントを発表した。

イ・ヨン の最新ニュースまとめ

 2日、news1によると大韓体育会はチェさんの自殺を受け、「検察の調査に積極的に協力し、事件の調査を迅速におこなう」とし、「来る9日に予定された大韓トライアスロン協会スポーツ公正委員会を通して、関係者らに厳重な措置を下す」と説明。

 また「同件に対する消極的な措置や隠ぺい疑惑に対して、クリーンスポーツセンターおよびキョンブク(慶北)体育会など関係機関による監査および調査も検討中」と明らかにした。

 これを前に、女子トライアスロン元韓国代表チェ・スクヒョンさんが先月26日、プサン(釜山)所在の寮で自殺したと報じられた。チェさんは、監督や先輩などからの暴言や暴行に長く苦しんでいたという。チェさんが「ストレス、対人恐怖症に苦しんだ末、自ら命を絶つ決断を下してしまった」との証言も確保された。

 また、未来統合党のイ・ヨン議員は1日、チェさんが母親に送った最後のメッセージを公開。メッセージには「ママ、愛してる。その人たちの罪を明らかにして」と記されていた。これについてイ議員は「”その人たち”は自ら命を絶った選手と同じ運動部に所属する慶州市庁の監督とチームドクター、一部選手たちだった」と主張した。


Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 4