今日(20日)香港のサウスチャイナモーニングポスト(SCMP)によると、中国指導部は21日から始まる全国人民代表大会(全人代)で国防費を大幅に増やそうと主張している。米国との葛藤に乗じて台湾、香港など独立を願う国家たちを統制しようとするなら、軍事力を増強すべきだというのが彼らの意見である。
米国と中国の葛藤には、新型コロナの発生地、去る1月に締結した1次貿易協定の問題、台湾のWHO加盟などの争点がある。
これに加えて米国が台湾と香港の独立を支持し中国を刺激する可能性が高まる中、中国側は国防費を増額し軍事力を育て、万が一の事態に備えようとしているということである。
また米国との直接的な軍事衝突に備えるためでもある。米国は今年に入り中国が自国の海と主張している台湾海峡に毎月一回ずつ軍艦を送り“航行の自由”作戦を展開している。
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